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| 企画・編集・発行: 城戸義雄 |
●内覧会・引き渡し時の基礎知識
「内覧会で色々確認してももう遅い。」
サイト管理者はこのような質問を、自分と同じ建築業界の方々から頂いた事があります。
分譲マンションの内覧会について言えば、ある意味、その通りだと考えます。しかし別の点では、そんな事はないと言えます。
ある意味その通りだと考える内容は、「購入時の基礎知識」としてまとめました。これらを内覧会の時に確認するのでは遅すぎると考えます。
では、マンション内覧会で確認できる事とは何でしょうか。
サイト管理者は次の3点に整理されると考えています。
1. 契約から内覧会までの間に、仕様グレードダウンされていないかの確認。
2. 生活安全性の確保状況の確認。
3. 施工仕上り品質の確認。
1番目は「図面変更の確認」を指しています。誤植やミスプリント訂正説明で受けるという簡単なものではありません。契約した価格に相当する性能やグレードが維持された状態での変更かどうかを買主として見極める、非常に大切な作業です。グレードダウンになっていないかどうかが自身で判断できなければ、売主側にきちんと説明してもらい納得していただければ良いと考えます。
2番目は、防災避難経路の確認や共用部の車路ルートの確認、短時間大量降雨でも敷地が冠水しない仕組みになっているか、(ただし、地元行政庁が自然災害と宣言した時の冠水は売主責任なしと法律で規定されています)、さらに住戸内においては扉がきちんと閉まるか、スイッチは作動するかといった、生活を支えるインフラが正常かどうかを確認する作業。
そして3番目は、キズ汚れをはじめとした工事の仕上り状態のチェックです。ここで特にお勧めしたのは共用廊下のチェックです。床にビニルシートが貼られていますが、端部や継ぎ目に接着不良はないか、こういった項目はすべての購入者の方がご自分の玄関周りをチェックしていけば、自然とマンション全体のチェックが完了します。資産購入という点で、是非すべてのマンション購入者の方に実施をお勧めします。
チェックポイントの紹介例は、実際の業務経験をもとに、一般の方は見落としやすいと思われるポイントで且つ、過去指摘回数が多かったものを中心にピックアップしました。
さらに、申込んだオプションが仕様通りに実現されていないといった問題ケースをご自分の力で交渉し、解決していただくためのサポート情報として、買主自身で解決された実例や公的相談窓口、ADR(法廷外紛争処理機関)についても解説しています。
◆「内覧会・引き渡し時の基礎知識」のコンテンツです。
・内覧会でのチェックポイント例
・内覧会で問題に遭遇した時の解決方法
・問題解決のための公的相談窓口
・内覧会チェックシートのつくり方


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