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マンションの管理は「財産の管理」

| 企画・編集・発行: 城戸義雄 |
●マンションの管理は「財産の管理」 Part1
分譲マンションの管理は、まさしく財産管理です。その中身を整理すると、
(1)管理組合の口座管理
(2)コミュニティーの運営管理
(3)物理的な維持管理
という3つの側面があると考えます。上の概念図に示すとおりです。
たとえば区分所有者が毎月支払う「管理費」。この費用負担を軽くすることは、管理について深く知るきっかけになりますが、そのためのノウハウや知識、情報だけでは管理について深く理解したことにはなりません。そこで、あらためて「管理」について整理してみました。
(1)口座の管理
口座預金も、建物とならぶ財産です。(金融資産)
会計処理(年1回の決算)にはじまり預金の運用といったものまで含まれます。いずれも、住民コミュニティの運営管理ならびに建物の物理的な維持管理活動の屋台骨です。
口座管理の活動は、入居直後に納めた管理準備金・修繕積立基金が、管理会社の管理から管理組合の管理へ移るところから始まります。積立金などの預金口座の管理(1千万単位で複数の普通口座に分割するなど)、あるいは国債購入による預金管理が最も有名でしょうか。
重要な口座管理はもっと地道なところにあります。
預金通帳と印鑑の保管だけでは不足です。たとえば、キャッシュフローという視点で口座を見た場合、管理費の繰越金が赤字になる、つまり管理支出が高すぎるか不必要な支出項目があるといった分析が重要となります。
この分析を土台として、修繕積立金の残高(積立)状況を、建物の物理的な維持管理と常に照らし合わせながら把握できる仕組みをつくりあげる、これこそ口座管理の重要な活動目標だと考えます。
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