|








|
ホーム >> 入居後の基礎知識>>
長期修繕計画はなぜ大切か?

| 企画・編集・発行: 城戸義雄 |
●長期修繕計画はなぜ大切か? Part2
(2)これからの長期修繕計画は「データベース」
この原稿を執筆している平成16年現在、すでに売主が資産管理サービスを提供するマンションが供給されています。図面と工事履歴をファイル化して管理組合に発行するサービスです。
これはビル施設管理(ファシリティ・マネージメント)で用いられる手法を居住用マンションに転用したものですが、この動きは建築関係者として高く評価できます。
売主が提供せずとも、本来管理組合自身のアクションによって、こういったデータベースづくりが実施されると理想的です。
ただし、単純に「ここが駄目になってきたので、お金を掛けて直した」という事をデータベース化するだけでは、もはや時代遅れと言えるかもしれません。

つまり、新築当時の性能を維持するだけならば、これまで通りで十分です。しかし「永住時代」のマンション管理においては、新技術や居住者高齢化に伴う新インフラを導入する際の資金余力、さらに建物構造における余力なども把握できた方がよいのではないでしょうか。
CAD図面と連動したデータベースをつくれば、過去の修繕履歴だけではなく、今後の新しい設備投資なども前もって検討していくことが可能となり、結果として資産価値が維持・向上できる、これが新しい時代のマンション長期修繕計画ではないかと考えます。
|
|