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●住宅ローン借り換え検討のスタート
※これは平成16年現在で実在する住宅ローン商品を組合わせたモデル事例です。
エヌ氏(32歳)は、妻(30歳)と幼稚園年少組に通う長女、2歳になる長男の四人家族。4年前に念願の3LDKのマンションを約3700万円で購入。自己資金500万円の他は、住宅金融公庫と民間銀行Aで住宅ローンを組んだ。
昨今の1%の低金利ローンをアピールする銀行のテレビCMを見て、妻と我が家の住宅ローンは借り替えるメリットがあるかどうかという話になり、では具体的に検討してみようということになった。
公庫・銀行からの返済予定表で、現在残高と残り期間・金利を確認した。


エヌ氏の場合も、どうやら上の借換えメリットの条件に当てはまるようなので、ほかの金融機関からの借換えを検討してみた。
1.まず、B銀行の場合

B銀行への借換えによって、3年間に減らせる金額を計算すると次のようになった。(A銀行の変動金利2.375%が変わらないという前提で)

また、借換えにかかる諸費用は、以下の表の通りだった。

これを見ると、B銀行への借り換えによって減らせる額と、追加で必要な諸費用が同程度なことがわかる。(注:ただし、繰上げ返済したA銀行から残り31年分の保証料が戻ってくるので、実質費用はもう少し減る。)
現在手元に3,000千円ほど蓄えがあるので、費用負担は可能だが、大きくメリットが出るのは4年目以降。4年目からは、新たに選んだ金利で返済することになるので、その時の金利水準によって、返済月額およびメリットが変わってくる。このシミュレーションが次の表のとおり。

ここでB銀行へ借り換えた場合の効果を整理する。金利が、2%台前半までであれば、その後の固定金利期間に応じたメリットは確保できそうである。また、A銀行の変動金利も上昇すれば、3%台前半でもメリットはでるかもしれない。
もっとも、金利が上がりそうになればすぐ固定金利に切り替える為に今は変動金利にしているため、(変動金利ローンは、いつでも固定金利に変更できる)やはり、2%台後半がメリットの出る限界、とも考えられる。
いずれにせよ、4年目以降の金利次第では、借換えしない方が良い可能性もあることがわかった。そこで、今度はC銀行のローン商品でシミュレーションしてみた。
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